美術館について

美術館について

 黒部市美術館は、市街地から北西へ2kmの海岸部近く「水と緑」をテーマとする黒部市総合公園内にあります。自然と調和した静かな環境の中で「親しみやすい美術館」を目指し、1994年(平成6年)4月に開館しました。郷土色豊かな展覧会や全国的視野に立つ美術展覧会等を、年間4回程度開催し多彩な美術の紹介をいたします。  
 銅葺き屋根の落ち着いた佇まいの外観で、開放的な展示室の床には大理石が使用されています。展示の照明は、自然光、人口光を充分活用できるよう工夫されています。展示室には天井の高い空間を設け、棟部にスカイライト、採光ボックス吊り下げ独自の「照」空間を作っています。
 また美術館からは、優美な山々、四季折々に移り変わる自然が眺められ、訪れる人々の憩いの場となっています。

建築設計:株式会社アルセッド建築研究所 施工:桜井建設株式会社

「寄贈記念特別展 彫刻家 中谷唯一の世界」展示風景


基本的性格

創造の芽を育てる親しみやすい美術館を目指す


基本方針

1)多彩な美術活動を行う親しみのある美術館
2)特色ある美術館
3)創造の芽を育てる美術の普及


収蔵方針

1)郷土作家またはゆかりの作家の作品収集
2)日本国内における現代版画の流れをたどる作品の収集


沿革
1990年2月第1回美術館建設懇談会
5月第2回美術館建設懇談会
6月第3回美術館建設懇談会
6月黒部市美術館建設基本構想
7月第1回美術館企画運営懇談会
8月第2回美術館企画運営懇談会
1991年3月第3回美術館企画運営懇談会
5月第4回美術館企画運営懇談会
10月第5回美術館企画運営懇談会
1992年5月着工
1993年9月竣工
1994年4月黒部市美術館開館 黒部市制40周年 黒部市美術館開館記念
「国立公園協会所蔵 昭和の風景画名作展」開催
2004年黒部市制施行50周年 黒部市美術館開館10周年
「浮世絵の美」「大原美術館コレクション展
美の光彩-ルノワールと日本近代絵画」開催
2006年7月新「黒部市」誕生記念・富山県美術館ネットワーク事業
「黒部—自然と水-」開催
2014年4月公益財団法人黒部市国際文化センターが指定管理者となる。
館長に杉田欣次が就任。
黒部市美術館開館20周年記念
「日本の版画」「獣者展 平井千香子 清河北斗」
「米倉斉加年の世界 絵本原画展」開催
2019年黒部市美術館開館25周年
「葉祥明 今、僕はここにいる」
「風間サチコ展-コンクリート組曲」開催
2020年4月館長に野入潤が就任。
2021年黒部市制施行15周年・黒部峡谷鉄道創立50周年
「黒部市美術館・セレネ美術館合同企画展 やっほー!山」開催

黒部市美術館 10年のあゆみ 1994-2004 PDF準備中
黒部市美術館 10年のあゆみ 2005-2014 PDF準備中